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大内 和希; 音部 治幹; 北辻 章浩; 山本 正弘
ECS Transactions, 75(27), p.51 - 57, 2017/01
被引用回数:1 パーセンタイル:38.46(Electrochemistry)本研究では、電気化学水晶子マイクロバランス(EQCM)を用いてウランの原子価変化に伴う4価ウランの電解析出反応を調査した。弱酸性溶液中で6価ウランの還元反応のEQCM測定を行ったところ、4価ウランの析出物が電極表面に観測された。析出挙動、析出のpH依存性および析出物の酸化電位から、析出機構を推定した。析出は3段階で進行し、析出開始までの誘導過程では、不均化反応により生成した4価ウランが、4価ウラン水酸化物の核を形成する。核が形成すると析出物は成長し始める(成長過程)。この過程では、電極表面の析出物が5価から4価ウランへの反応を触媒し、還元電流と析出速度の一時的な増大が観測される。電極表面が析出で覆われると還元および析出反応が一定速度で進行する(状態変化過程)。この過程では、4価ウラン水酸化物がより安定な状態であるウラン酸化物へ変化する。
山本 正弘; 加藤 千明; 本岡 隆文; 入澤 恵理子; 伴 康俊; 上野 文義
no journal, ,
核燃料再処理施設容器に用いられるステンレス鋼は、沸騰硝酸中で含有する陽イオンの影響で粒界腐食を起こす。陽イオンは、ステンレス鋼表面で還元されることにより腐食を加速するが、その後のバルク溶液中で酸化され、さらに腐食を加速する。その際の酸化反応速度を測定した結果、Npイオンは、還元反応速度も大きくかつ再酸化速度も大きいため、微量に含有されるだけで激しい腐食を超すことを明らかにした。